雨漏りにつながる心配がある場所は、すべて補修させていただきました。
外壁の側面にはコケが生えていました。塗膜が劣化して、雨水を弾いていない証拠です。
元々は緑色だったと思われますが、かなり劣化して色褪せしています。コロニアル葺き(通称:カラーベスト)は約10年ほどで塗替え時期が来る素材です。
大屋根の板金部分ですが、接続部のコーキングが外れています。いろんな場所から雨水が浸入してもおかしくない状態です(*д*)
ひび割れがたくさんありました。写真のひび割れは、十分、雨水が浸入できる幅です。
手で触ると塗料がつくというチョーキング現象が起こっていました。紫外線により塗料の防水効果が劣化し、色が出て来ている証拠です。
旧製品の波板は、年数により太陽熱でこのようになってしまいます。こちらは新しいものに張り替えます。
屋根も外壁も、まず高圧洗浄機で長年溜まった汚れやコケを洗い流します。塗料の付着を高める大事な作業です。
端部や棟部分、谷部分は板金(鉄板)で出来ていますので、しっかりと錆止め処理を行っております。劣化した塗膜は、高圧洗浄を行うと洗い流されてしまうので洗浄後はこのように白くなるんです。
まず1回目は、塗料がしっかり密着するように接着剤のような下塗り材、アステックHBプライマーJY-IRを塗ります。この下塗り材には、遮熱成分が含まれています。
2回目を塗り終わったところですが、この光沢をご覧ください!2回目からは色を塗っていきます。アステックペイント社無機ハイブリッドJY-IRカラー:9101スチールグレー
3回目。ローラー手塗りの3回塗りが基本です。全ての作業を丁寧コツコツと手塗りで行います。期待耐光年数20年!の驚きの耐久性を持つ塗料です。
コケが生えていた外壁も、高圧洗浄機でコケや汚れを徹底的に落としてからローラー手塗りの3回塗りで仕上げます。
板金部分は下塗りに錆止めを塗り、外壁に合わせて耐久性の長い塗料で上塗りします。