主に窯業系サイディングですが、お隣に近接している面は金属サイディングでした。
釘を打つ場所が端すぎると、このようなひび割れが起こります。
屋根に上がってみると、板の隙間から雨水が浸入している形跡が見られました。
普段目にすることのない部分ですので、お家の方もご存知ありませんでした。
軽いのが特徴ですが日本瓦のように長持ちはしません。こちらは10~12年ごとに塗装する必要のある屋根材です。
いよいよ足場の組立です。安全に作業しやすい足場を設置しています。
劣化したコーキングは完全に撤去し、打替えします。雨水の浸入を防止する大切な部分ですので、完璧に行います。
外壁の洗浄が終わり、いよいよ塗っていきます。ライオンホームの外壁塗装は3回塗り。塗料の密着を高めるために接着剤のような下塗り材から塗っていきます。
まずお隣と近接している金属サイディングは、金属専用の下塗り材に切り替えます。適材適所、正確に材料選びをすることがとても大切です。
2回目は色を塗っていきます。こちらは日本の約3倍の紫外線と言われるオーストラリアで生まれたアステックペイント EC-2000F-IR。塗るだけで遮熱効果を得られる優れものです。
一般の塗料の約6倍の伸縮性があり、とてもひび割れに強い塗料と言えます。
3回目です。すべての工程を手塗りローラーで丁寧に塗っています。こちらの塗料は10年間の保証付きです。
バルコニーの笠木(手すり)です。このお家の手すりは鉄板で出来ていましたので錆止剤をしっかり塗っていきます。
基礎と土台の中間にある水切りも、板金で出来ていますので錆止めします。
雨樋は塩ビ製ですが、固定している金具は鉄です。こんな細かな部分までしっかりと錆止めをしています。
雨戸パネルです。アルミサッシはアルミ製ですが、雨戸の波型のパネルだけ実はスチールなのでこちらも錆止めをしていきます。
1階と2階を見切るために取り付けられたボーダーです。今回は1階と2階の色を変えてツートンカラーにするためにボーダーの色を濃い目にしました。
屋根軒裏やバルコニーの裏は専用の塗料を使用します。湿気が溜まりやすい場所ですので、呼吸できるような塗料を使用しています。
こちらも軒裏ですが、雨が侵入した後がありましたので板を撤去し腐食していないか確認しました。何度か濡れていますのでシミはありましたが、腐食までは見られませんでした。
まずは塗料の密着を高めるためにプライマー(接着剤)を下塗りしています。
カラーベストを塗装する際、塗料によって屋根材同士がくっついてしまいます。これは屋根にとっては非常に危険なことで、実は雨漏りや蒸れの原因になります。ライオンホームでは、タスペーサーという専用の隙間材を使って隙間を確保しています。1枚1枚のカラーベストに丁寧に差し込んでいきます。
屋根塗装2回目です。アステックの中では最高級であり、国内にある塗料の中でも高耐久な無機ハイブリッドJY-IRです。塗るだけで夏の遮熱効果が得られ、さらに期待耐久年数20年という耐久性があります。
屋根塗装3回目です。ご覧の通り、ピカピカです。見るからに雨を弾きそう!この光沢は、他社製品と比物にならないほど耐久します。