2019年11月

冬の結露対策

「結露対策」で健康を守り、住まいの寿命を伸ばす

長岡京市・大山崎町のリフォーム&不動産、ライオンホーム代表の田村です。本格的な冬が近づいてきました。冬は「結露」に悩まされる人が増える季節でもあります。今回は「結露対策」についてご紹介いたします!

【まずは敵を知ること。結露のメカニズムとは?】

結露を甘く見てはいけません。結露は窓やカーテンが水滴で濡れるだけでなく、住宅の寿命を縮め、さらには人間の健康に悪影響を及ぼすこともある"住まいの大敵"です。対策を考えるためには、まず敵の正体を知ることが必要です。結露のメカニズムを理解しておきましょう。

結露の原因となるのは室内の水蒸気です。"飽和水蒸気量"という言葉を理科で習いませんでしたか?空気は温度が高いときは湿気(水蒸気)をたくさん含むことが出来ますが、温度が下がると水蒸気を含みきれなくなる性質があります。冬場の冷たい外気で冷やされた窓や壁に、水蒸気を含んだ室内の暖かい空気が接すると、含みきれなくなった水蒸気が水滴となって現れるのが結露の正体です。

冷えたビールのコップが"汗"をかいたり、湯気で眼鏡のレンズが曇ったり、水道の蛇口に水滴が付くのも同じ現象によって発生した結露なのです。

【結露は家族の健康や、住まいの寿命にも悪影響】

結露による水滴が窓から滴り、カーテンを濡らす状態はなんとも不快な気持ちになるものですが、悪影響はそれだけではありません。結露は壁や押入れの中などでも生じる可能性があります。そうなると、壁紙や押入れの衣類にシミが出来、最悪の場合はカビやダニの発生につながってしまうこともあります。カビの胞子やダニのフンは健康に良いはずがありません。健康で快適な暮らしを守るために、結露対策は欠かせません。

また、外壁と室内の壁の間などに生じる「内部結露」という現象は、その水分によって木材が腐食する原因になることもあります。内部結露は小屋裏や床下など目に見えない部分で発生し、建材の耐久性を低下させるやっかいな問題です。結露対策は住まいを長持ちさせるためにも大切なのです。

【結露を防ぐために実行したい、2つの対策】

結露対策には大きく分けて2つの方法があります。
ひとつは「水蒸気量を減らすこと」。暮らし方に気を配ることで室内の水蒸気を減らすことが大切です。
●石油ストーブやファンヒーターなど水蒸気を発生させる暖房器具をやめ、エアコンや電気ストーブに変える
●洗濯物の室内干しを控える
●加湿器の使用を控えめにする
●お風呂のフタを閉めるようにする
●換気扇を回し、窓を開けるなどしてこまめに換気を行う
など。炊事や食事中の湯気、観葉植物など植物も水蒸気発生の原因ですが、全部なくすことは出来ないので、十分な換気を定期的に行う事が大切です。

もうひとつの対策は「窓を冷えにくくする」こと。窓のリフォームはとても重要な結露対策です。一般的なアルミサッシは熱伝導率が高く、外気によって冷えやすいので、窓を断熱性に優れた樹脂製サッシに交換することで結露を防止することができます。合わせて、ガラスには複層ガラスを採用すればさらに効果はアップします。また、現在の窓の内側に内窓を付ける「窓の二重化」も結露対策として有効です。

【窓や室内のリフォームで快適な住まいに!】

ライオンホームでも窓のリフォームを、数多く施工しています。
ご依頼が多いのはお手軽に内窓を追加できる「窓の二重化」リフォーム。例えばYKKap社製の「かんたんマドリモ 内窓 プラマードU」を利用すれば工事期間も1窓約60分、掃き出し窓全体でも2時間程あれば設置が出来、費用も工事費用を含めて約7万5000円(税別)程度です。

窓全体の交換も、同じくYKKap社製の「かんたんマドリモ」を利用すれば工事時間約半日から1日でリフォーム可能です。費用は工事費込みで約20万円(税別)になりますが、新築同様の断熱性能を持つ窓に交換する事ができます。

このほか、水蒸気を吸収する調湿機能をもった壁材「エコカラット」を追加することで、さらなる結露対策ができます。エコカラットは梅雨時の湿気やペットの臭いも吸収できる優れた建材です。合わせて検討されると良いでしょう。

ライオンホームでは、窓だけでなくお住まい全体の断熱対策も承っています。結露の元を絶ち、健康で快適な暮らしをお考えなら「ライオンホーム」にご相談ください。

お電話は 0120-09-1152です!!

メールでのお問い合わせはこちらです。

https://www.lionhome.co.jp/inquiry/

長岡京市・大山崎町のリフォーム&不動産 ライオンホーム

https://www.lionhome.co.jp/

命を守る耐震リフォーム

万が一の地震に備えましょう

長岡京市・大山崎町のリフォーム&不動産 ライオンホーム代表の田村です。今回は、地震に対する備え「耐震リフォーム」について用語の意味や考え方も含めて注意点をご紹介します。

【「旧耐震」、「耐震等級」ってどういう意味なの?】

自宅リフォームや中古住宅を購入してのリノベーションを検討されている方と話していると、よく出てくるのが「旧耐震」や「耐震等級」という言葉。耐震性能と深く関わるキーワードですが、詳しくご存知ない方のために、まずはポイントを整理しておきましょう。

建物の耐震性能を定めた建築基準法は、1981年に大きく改正されました。「新耐震」とは新しい耐震基準となった1981年6月以降に着工された住宅の事で、それ以前の古い基準で建てられた住宅は「旧耐震」と呼ばれます。「旧耐震」は、震度5程度の地震が起こった場合に、建物が倒壊あるいは崩壊しなければよいという緩い基準でした。一方、「新耐震」では、震度5程度の地震では損傷を受けないことが条件で、震度6~7程度の強い地震でも倒壊あるいは崩壊しないことが求められています。つまり、築年数を調べれば「旧耐震」なのか「新耐震」なのかは確認できるということです。

【「耐震等級1」は標準的な耐震性能をもつ建物のこと】

一方、「耐震等級」は2000年に作られた「住宅の品質確保の促進に関する法律」(品確法)によって制度化された性能表示の仕組みです。「耐震等級1」は全ての建物がクリアすべき標準的なレベルで、「耐震等級2」は耐震等級1の1.25倍、「耐震等級3」になると1.5倍の耐震性能が備わっていることを示しています。耐震等級が2や3を満たしていると、住宅ローン金利の優遇や地震保険料の割引、税金控除などお金の面でのメリットも生まれます。

ただ、耐震等級を表示するためには専門機関による評価を受ける必要があり、費用もかかります。すべての住宅が評価を受けているわけではないため、「耐震等級3相当」といった表示をしている新築住宅も見られます。

1981年以降に建てられた「新耐震」基準の住宅は、基本的には「耐震等級1」の基準を満たしていること、等級2や等級3の耐震性能を持っていても評価を受けていないケースがある、ということを覚えておいて下さい。

【我が家の耐震性能をスマホで確認できる!?】

では現在住んでいる住宅や、購入を検討している住宅の耐震性能を確認するためにはどうすればいいのでしょうか?スマホ画面からでも簡易的に耐震性能を知ることができる「誰でもできる我が家の耐震診断」というサイトがあるのでご紹介します。一般財団法人日本建築防災協会が作成したもので、10問ほどの簡単な問診に答えると判定が出るので、まずは試してみてください。

http://www.kenchiku-bosai.or.jp/taishin_portal/daredemo_sp/

いかがでしょうか?専門家の診断を勧められた方も多いのではないでしょうか。

耐震診断についてはほとんどの自治体で補助制度を実施しており、長岡京市や大山崎町でも「旧耐震」の住宅であれば、診断費用のうち3000円の自己負担で耐震診断を受けられる制度を設けています。
長岡京市 http://www.city.nagaokakyo.lg.jp/0000001249.html
大山崎町http://www.town.oyamazaki.kyoto.jp/annai/kensetsuka/toshikeikakukakari/taisinsinndann_kaisyuu/1517.html

※大山崎町は2019年11月現在申し込み受付中
※長岡京市については、2019年11月現在、今年度の受付を終了しています。ただし、受付再開の可能性もあるため、対象住宅に該当する方は仮申し込みをしておくことをお勧めします。

熊本地震では震度7が2回記録されたように、強い地震が頻発する昨今、「旧耐震」水準の住宅にそのまま住み続けるのはリスクがあります。「旧耐震」の家は築年数も40年前後となり、水回りや外壁、屋根などに傷みが生じているケースも多いはず。大掛かりなリフォームを考えるのなら、ぜひ耐震診断をあわせて受けて下さい。

【自治体の補助制度も活用して、命を守るリフォームを!】

ライオンホームは、できるなら全てのお客様に耐震診断を受けていただきたいと考えています。私たちが耐震リフォームを大切に考えているのは、お客様とご家族の命を守るため。万が一、大地震が発生しても、家を倒壊させず命を繋ぐための空間を確保すること、逃げるための時間を稼ぐことが何よりも重要だからです。

耐震性能を高めるためのリフォームには、接合部の補強、壁の増設・強化、軽い屋根への葺き替えなどがあります。耐震補強への補助金制度を用意している自治体もありますので、有効に活用してみてください。予定件数に達してすでに受付終了となっている場合でも、補正予算が組まれたり、来年度の募集で案内してもらえる場合もあるので、申し込んでおくのがよいでしょう。

家族の命を守り、安心して暮らせる住まいのために耐震リフォームについても、お気軽にライオンホームにご相談ください。

TEL 0120-09-1152、メールでのお問い合わせはこちらです。

https://www.lionhome.co.jp/inquiry/

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